ビジネスマンの出張・単身赴任や、学生の大学進学の際に、部屋を借りる候補となるのがマンスリーマンションです。
東京や地方都市では地価が異なるので、マンスリーマンションの費用相場も変わってきます。
この記事では、東京・札幌・愛知・大阪・福岡の、マンスリーマンションの費用相場について解説していきます。
マンスリーマンションの費用相場
ここでは、日本の5大都市で、一人暮らし用のマンスリーマンション(1R〜1LDK)の費用相場について解説していきます。
東京
東京のマンスリーマンションの相場は、1ヶ月10万〜15万円ほどと言えるでしょう。だいたいが12万円〜14万円ほどの物件が多く、中には18万〜20万円の物件も存在します。
東京は日本の首都で本社を置く企業も多く、経済・行政の中心地です。
東京はそもそも地価が高く、家賃相場も高いため、マンスリーマンションの費用も必然的に高くなります。
札幌
札幌のマンスリーマンションの相場は、1ヶ月7万円ほどと言えるでしょう。ただし、中央区・北区などの中心地は10万円を超す物件も多いです。
中央区の大通公園周辺はビジネス街で、北区はすすきのなどの繁華街のため、必然的に物件費用は高くなりがちになります。
しかし、中央区・北区以外は安い物件も多く、1Kや1Rあたりになると札幌でも3万円台で借りられる物件があります。
また、札幌以外の北海道の都市であれば、1ヶ月1万円〜6万円ほどで借りられる物件も見つかります。
愛知
愛知のマンスリーマンションの相場は、1ヶ月7万〜10万円ほどと言えるでしょう。だいたいが8万~9万円ほどの物件が多く、中には12万〜15万円の物件も存在します。
愛知県の企業と言えばトヨタで、そのほかメナード化粧品など愛知県に本社を置く企業はいくつか存在します。
製造業が盛んで、名古屋駅・栄などの名古屋の繫華街周辺は、1ヶ月の費用が高くなる傾向にあります。
大阪
大阪のマンスリーマンションの相場は、1ヶ月7万〜10万円ほどと言えるでしょう。だいたいが8万~9万円ほどの物件が多く、中には12万〜15万円の物件も存在します。
東京ほどではありませんが、パナソニックや日本生命など大阪に本社を置く大企業は多いです。
西日本の経済の要で、私鉄や地下鉄などの公共交通機関も充実しています。東京ほどではありませんが、快適な物件をお探しの場合は1ヶ月10万円を超えることは珍しくありません。
福岡
福岡のマンスリーマンションの相場は、1ヶ月7万〜10万円ほどと言えるでしょう。だいたいが8万~9万円ほどの物件が多く、中には12万〜15万円の物件も存在します。
九州の中心地として、福岡市・北九州市が政令指定都市です。本州からは新幹線が、アジアからは飛行機の玄関口としての役割を果たします。
福岡市は『コンパクトシティ』とも言われ、博多・天神などの繫華街を中心に、人口密度は高いです。
そのため博多などの中心地は、費用相場も必然的に高くなります。
マンスリーマンションの費用の内訳
マンスリーマンションは、敷金・礼金の必要がなく、契約もスムーズに行くのが特徴的です。
マンスリーマンションの費用の内訳に関しては、以下の通りになります。
【マンスリーマンションの初期費用:内訳】
- 賃料
- 設備費用
- 水道光熱費
- 鍵の交換費用
- 清掃費用
- 消耗品の費用(食器や洗剤などの生活雑貨など)
マンスリーマンションの費用については、以下の記事でも詳しく解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
https://japan-weekly.net/2022/08/24/monthly-hikaku/
まとめ
札幌・愛知・大阪・福岡などの地方都市は、1ヶ月10万円未満で快適に過ごせるマンスリーマンションを見つけることができるでしょう。
東京の場合、快適なマンスリーマンションを探そうとすると、1ヶ月10万円は超えてきます。
予算に合わせて、自分にとってベストな物件を見つけるようにしてくださいね。
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