マンスリーマンションのメリットは、敷金・礼金・仲介手数料などの初期費用が必要ないことです。
そのため、マンスリーマンションは、短期〜中期滞在に向いていると言えるでしょう。
この記事では、費用・手間・自由度という視点から、マンスリーマンションのメリットについて解説していきます。
初期費用を抑えられる
賃貸マンションやアパートの場合は、敷金・礼金などの初期費用が必要です。しかし、マンスリーマンションの場合は、それらの費用は必要ありません。
また、賃貸でしたら不動産会社に支払う仲介手数料がありますが、マンスリーマンションの場合はこちらも不要です。
住む期間分の費用を、最初に一括して支払うため、物を壊したり汚したりしない限りは、後から追加費用を支払う必要はないでしょう。
また、審査も賃貸に比べると緩く、身分証明書さえあればスムーズに契約できます。
水道光熱費などを契約する手間が不要
賃貸マンションの場合は、水道・電気・ガスなどの水道光熱費の契約が別に必要です。
また、現在ではインターネットを当たり前に使うので、ネット環境を自分で整備しなければいけません。
しかし、マンスリーマンションに関しては、これらの費用が賃料の中に含まれている場合が多いです。
そのため、マンスリーマンションの場合は、水道光熱費の契約手続きをする手間がかかりません。
ネット環境に関しても、現在では整備されている物件が増えています。
何らかの事情でネット環境がない場合は、モバイルWi-Fiルーターを貸し出してくれるところもあります。
家具・家電などの設備が充実している
マンスリーマンションは、家具・家電の設備が充実しているのも魅力的です。そのため、インテリアを整備する手間や費用を抑えられます。
マンスリーマンションに備えられているものは、以下の通りです。
【マンスリーマンションの設備】
家具 | 椅子、デスク、ソファー、ベット、本棚、カーテン…etc |
家電 | 冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコン、テレビ、炊飯器…etc |
生活雑貨 | 食器類(お皿、コップ、箸、スプーンなど)、キッチン用品(フライパン、鍋など)、タオル類(フェイスタオル、バスタオルなど)、バスマット、シャンプー、コンディショナー、…etc |
インターネット | Wi-Fi(ルーター完備 or モバイルルーターのレンタル)、固定回線 |
以上のものが揃っているため、家具・家電にこだわりがなく、選ぶのが面倒な人にとっては、最適な環境と言えるでしょう。
ホテルよりも自由度が高い
これまで紹介したメリットについては、ホテル住まいでも同じことが言えます。しかし、マンスリーマンションの場合は、ホテルよりも自由度が高いのが魅力的です。
例えば、友人知人を呼んで一緒に遊ぶこともできます。また、キッチン用品が揃っているので、自炊して食費を抑えることも可能です。
ただし、友人を宿泊させたり滞在させたりした場合は、追加料金が発生するケースがあります。
遊びに来るだけなら問題ありませんが、宿泊についてはどうなのか、事前に確認する必要があるでしょう。
まとめ
マンスリーマンションは、出張や単身赴任などで利用するビジネスマンが多いです。初期費用や手間を抑えられるため、短期滞在が目的な人に向いていると言えるでしょう。
また、住む期間を延長することもできますが、賃貸に比べると自由度が低いため、長期滞在にはあまりおすすめできません。
長期滞在が向かない理由については、マンスリーマンションのデメリットについて解説しています。合わせて参考にしてくださいね。
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