1人暮らしを考えるときに、マンスリーマンションを選択肢に入れる人もいるのではないでしょうか?
マンスリーマンションは、基本的には短期〜中期滞在者におすすめな物件です。
この記事では、マンスリーマンションについて、設備・費用・契約の3点から解説していきます。
マンスリーマンションとは
マンスリーマンションとは、1ヶ月ほどの短期間で利用するマンションのことです。家具・家電なども、最初から部屋に備え付けられています。
費用は住む期間の料金を最初に一括払いして、契約までの流れは賃貸よりもスムーズです。
設備
マンスリーマンションには、家具・家電・生活雑貨など、日常生活に必要なものが最初から備えられています。
【マンスリーマンションの設備】
家具 | 椅子、デスク、ソファー、ベット、本棚、カーテン…etc |
家電 | 冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコン、テレビ、炊飯器…etc |
生活雑貨 | 食器類(お皿、コップ、箸、スプーンなど)、キッチン用品(フライパン、鍋など)、タオル類(フェイスタオル、バスタオルなど)、バスマット、シャンプー、コンディショナー、…etc |
インターネット | Wi-Fi(ルーター完備 or モバイルルーターのレンタル)、固定回線 |
このように、設備面からすればホテルと同等です。また、調理器具もあるので、自炊することができます。
インターネットは、固定回線でLANケーブルの場合だと、スマホは利用できません。
そのため、スマホでゲームや動画視聴などをよくする人は、契約時にネット環境について確認しておきましょう。
費用
マンスリーマンションは賃貸マンションとは違い、はじめに滞在する期間の家賃を全額払います。
例えば、ワンルーム(6畳1K)の場合だと場所にもよりますが、家賃は7万円〜20万円程度が相場です。
家賃の内訳には、以下のものが含まれています。
【マンスリーマンションの家賃:内訳】
- 設備費用
- 水道光熱費
- 鍵の交換費用
- 清掃費用
- 消耗品の費用(食器や洗剤などの生活雑貨など)
最初に費用を一括して支払う場合が多いので、後から追加料金を請求されることは少ないでしょう。
ただし、設備のものを壊したり、部屋を傷つけたりした場合は、修理費用を請求されます。
また、業者やマンションによっては、後から水道光熱費を請求するところもあります。そのため、契約の時点で料金の内訳については、詳しい説明を求めるようにしましょう。
契約
マンスリーマンションは、賃貸マンションよりも契約までがスムーズなのが特徴です。
マンスリーマンションの契約の流れは、主に以下の通りになります。
【マンスリーマンションの契約の流れ】
- 問い合わせ
- 申し込み
- 契約
- 入居
- 退去
マンスリーマンションは、最初に費用を一括して払うため、賃貸に比べると審査は通りやすいです。
運転免許証などの身分証明書があれば、通る場合がほとんどでしょう。
ただし、大学生など未成年の場合は、親などの保護者が契約者となる場合があります。
まとめ
設備・費用・契約の面から、マンスリーマンションは短期〜中期滞在者におすすめと言えるでしょう。
マンスリーマンションは、出張や単身赴任で生活するビジネスマンや、大学進学で1人暮らしを始める学生の利用が多いです。
また、現在では『アドレスホッパー』という言葉もあり、パソコン1つ持ちながら各地を転々として暮らす人もいます。
もしも、これらに当てはまりそうな場合は、マンスリーマンションの利用を検討してみてくださいね。
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