民法改正により令和4年(2022年)4月1日以降、成人年齢が20歳から18歳に変わりました。
そのため、大学生は親が保証人にならなくても、自分で賃貸マンションを契約することができます。
ただし、初めての一人暮らしで、どうやって物件を選んで良いのか分からない人もいるでしょう。
初めての物件選びの場合、マンスリーマンションにするという選択肢もあります。
この記事では、大学生がマンスリーマンションを選ぶメリットについて解説していきます。
大学生がマンスリーマンションを利用するメリット
まず、マンスリーマンションのメリットとしては、以下の2点が挙げられます。
- 敷金・礼金・仲介手数料が不要
- 家具・家電などの設備が充実している
マンスリーマンションは、住む期間の家賃を一括払いするのが基本ですが、中には分割払いに対応しているところもあります。
そのため、初期費用を安く済ませることができるでしょう。
以上の点から、初めて一人暮らしをする大学生にとっては、いざとなれば気軽に環境を変えることが可能です。
環境が変えやすいということは、大学生にとっては以下の3つのメリットがあります。
キャンパスの変更に対応しやすい
大学生の場合、1・2年と3・4年でキャンパスが変わる場合があります。また、1年でキャンパスが変わるパターンも珍しくないでしょう。
変更するキャンパスの距離が遠い場合は、新しく引っ越しをする人が多いと思います。
わずか1・2年の期間で大掛かりな引っ越しをしたり、敷金・礼金・仲介手数料を払ったりするのは面倒ですよね。
マンスリーマンションの場合は、最小限の荷物で引っ越すことができます。また、敷金・礼金・仲介手数料がかからないので、費用面から見てもリーズナブルで済む可能性が高いです。
気に入らない環境でも気軽に引っ越しができる
大学生の場合は、初めて一人暮らしをする人が多いでしょう。初めての一人暮らしで、その土地の環境に馴染めないこともあると思います。
また、いざ部屋に住んでみると、想像していた環境とのギャップに悩まされることになります。
マンスリーマンションであれば、環境が気に入らなかったとしても、すぐに変えることが可能です。
例えば、最初は3ヶ月ほど滞在してみて、その土地の環境に馴染めない場合は、すぐに引っ越しましょう。
環境が気に入れば、長期滞在の契約へ変更するのもおすすめです。
友人とルームシェアしやすい
マンスリーマンションは、2人以上で居住できる物件も数多くあります。
大学生の中には「2人以上でルームシェアをして、費用を抑えたい。」という考えの人もいるでしょう。
その場合は、家具・家電などの設備が整っているマンスリーマンションでしたら、気軽にルームシェアを始めることができます。
ただし、2人以上で生活する場合は、管理会社に相談をする必要があります。契約前に必ず申請するようにしてくださいね。
まとめ
今回は、大学生がマンスリーマンションを選ぶメリットについて解説しました。
初めての物件選びで不安な場合は、マンスリーマンションを選択するのが良いでしょう。
環境になれなかったり、1年でキャンパスが変わったりする場合は、気軽に引っ越しをすることができます。
例えば、最初の1・2年はマンスリーマンションを利用して、2・3年目以降は賃貸マンションを契約し、インテリアなど自分なりの環境を構築するのもおすすめです。
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